Thunderbirdのアカウント消失
夜、メールチェックをしようと自宅のパソコンを開いたところ、
Windowsが更新されたようで起動に少し時間がかかっていました。
そしていざデスクトップが表示されたら、なんと、いつも並んでいるアイコンが
消えているではありませんか…!
不審に思いつつメールソフトのThunderbirdを開いてみたら、
新規アカウント作成の画面が出てきました。
「えーっ、なにこれー!」
単純な私は、「はいはい、これね」とeo光の初期パスワードがのっている
書類を取り出し、設定方法のウェブページを見ながら新規でアカウントを
作成しました。
そしてThunderbirdの受信トレイにメールをダウンロードしたのですが…
なんだかいつもと様子が違います。
まず、
・受信トレイのメールが全部未読になっている
・自分で作成した「保存用」などのフォルダがなくなっている。
…これは一大事だ!
そういえば以前もこんな時、「システムの復元」というのをすれば元に戻った
気がする…!
と、ウェブページで「ウィンドウズの復元」と検索し、出てきた通りに
一週間ほど前の復元ポイントに復元をしてみたのです。
すると、再起動した画面には、
「エラー:ウィルスソフトが邪魔をして完全に復元できませんでした」
といった内容のウィンドウが出てきて、不穏な気持ちのまま、
復元したThunderbirdを開いてみました。
すると、今度は先ほどダウンロードした「受信トレイ」のメールがきれいさっぱり
なくなって、代わりに「保存用」などの以前作成したフォルダは復活しているでは
ありませんか。
これは…大変なことをしてしまった!
それから2時間ほどネットを調べ続け、なんとか元の状態に戻す手立てを探しましたが
時すでに遅し。
結果論としては、
「異常事態になった時は、慌てずにまずネットで解決方法を調べて、
バックアップをとること」
というのが私の見解です。
私の場合は、何も考えずに
・新規アカウントを作成したこと
・受信トレイにサーバーからメールをダウンロードしたこと
・システムの復元を行ったこと
この3つが災いしたようです。
受信トレイのメールがなくなった現実を受け止めてから、
頭をフルに働かせて、なんとか受信トレイにあったメールたちを思い出そうと
しました。
幸いこまめに整理してあったのと、重要なものは作成したフォルダに移してあったので
重要度の高いメールはなさそうでした。
それによくよく考えてみると、見返すメールなんてごくごくわずかで、
正直消えてしまっても問題ないような情報メールばかりなのでした。
(ちょっと自分への励まし)
でも、ビジネスなどで重要なメールをやり取りされている方など、メールが消えたら
大変なことになる人もたくさんいることでしょう。
やっぱりメールのバックアップは必要だな、でも私は難しいことのわからない
アナログ人間だから、大切なメールはプリントアウトして紙で残しておこう…
と思います。
パソコンは便利だけど、時として扱いづらい機械なのですね。
「安易に設定を変える前に、一度考えることが必要」と学んだ出来事でした。